サイクルモード2017で気になった商品とゲスト
11月3日から三日間の日程で開催された「サイクルモードインターナショナル2017」。
出展したメーカーさんの注目商品を確認していたわけですが、その中で私が気になった製品がいくつかありました。
今回はそれらの商品について触れてみたいと思います。
東京サンエス ”スーパーアグリー”
近年はほとんど見かけなくなったアナトミックタイプのハンドル形状。
私が現在使用しているハンドルもこのアナトミックタイプのハンドルなのですが、何が良いかというとハンドル上部からブラケットへのラインがややナナメ下となっているからなのです。
私の場合、ドロップハンドル上部からブラケットのラインが水平だと、手首の角度がやや不自然になってしまうのです。
しかし、このハンドルのようにハンドル上部からブラケットに向かってナナメ下のラインだと、腕から手首までが真っすぐなラインを取れるのでストレスが少ないのです。
ただ、近年はどのメーカーもこのタイプのハンドルはラインナップに設けておらず、オークション等で程度の良い中古を探さなければなりませんでした。
そこに発表された「スーパーアグリー」。
期待せずには居られません。
グロータック Q1.1
二つ目はグロータックさんが誇る4本ローラーのQ1.1です。
グロータック社は今回のサイクルモードで多彩な製品を発表していました。
- GT-Roller スマートオプションシステム
- Q1.1+エレベーターオプション+負荷オプション+ZWIFT
- Q1.1+エレベーターオプション+負荷オプション+スマフォアプリ
- F3.2
- Flex3 / F3.2 スマートオプション(展示のみ)
- M1.1
- M1.1+スマートオプション
この中で注目なのがQ1.1のオプションです。
もともとQ1.1の発売当初から予定されていた「電⼦負荷ユニット」「エレベーターユニット」「ワイヤレスリモコン」。
これらのオプションの開発が難航していることがグロータック社のフェイスブックで伝えられておりました。
しかし、今回のサイクルモードで公表された事により製品化に向けて大きく進んだといえるでしょう。
またQ1.1でZWIFTを可能とするオプションや専用アプリも発表された模様。
こちらも期待したいところです。
BOMA CIEL(シエル)
BOMAから発表された新しいレーシングフレーム。重量は745gと非常に軽量な作りなのが特徴ですが、個人的には細いフレームに惹かれました。
これまでのBOMAと異なってフレームの各部が滑らかに繋がって美しいという印象です。
BOMAだけに値段も手頃な所になると考えられ、ホビーレーサーにとっては選択肢の一つになると思われます。
番外編 PUCK MOONENさん
今回のサイクルモードである意味最大の目玉だった(であろう)PUCK MOONENさんの来日。
正直これだけのためにサイクルモードに行きたかったのですが、それは叶わず。
美人プロサイクリストとして有名な彼女。初来日でしたが、次回はぜひレースで走る姿も見てみたいところです。