チューブレスタイヤ・空気漏れ(エアリーク)編
この記事はこんな方におススメ
前回のパンク修理後、リヤタイヤの空気が一日で漏れる状況が続いていました。
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チューブレスタイヤ・パンク修理編 - pipilog〜ぴぴろぐはっく〜
チューブが無いとはいえ、1日で使えなくなるタイヤとかナンセンスの極みでしかありません。
時間が出来たこの週末、早速原因を探ってみました。
原因は意外なところに...
はじめに疑ったのは、前回パンク修理した箇所。
中性洗剤を溶かした水を車体から外した後輪に掛けてみましたが、空気が漏れている箇所はありません。
次にリムとタイヤの境目に水を掛けてみた所、ホイールの水抜き穴からプクプクと空気が。
触ると緩やかに空気が漏れているのを感じる為、リム内側に空気が漏れて水抜き穴から外に出ていると推測。
リヤタイヤを外し、バルブをホイールから外して確認すると、パッキンの役割をするバルブのゴム部分にわずかな欠けが見られました。
このゴムが欠けている部分から、空気が僅かずつリムの内側に漏れ、水抜き穴から外に漏れていたと判断。
対策として、デュラグリスをバルブのゴム部分に塗布後、再度ホイールにバルブを取り付け、その後チューブレスタイヤを嵌めて空気を充填。
充填後、リヤタイヤの様子を見るとエアボリュームは維持されている模様。
(追記:1週間程度様子見た所、殆ど空気は抜けていませんでした)
クリンチャーとはまた違った注意が必要なチューブレスタイヤ。
今回の経験が、皆さんのお役に立てば幸いです。
補足
ちなみに、今回チューブレスタイヤを取り付けて空気を充填する際に、空気が入れたそばから抜けるという状況に陥りました。
原因は、バルブ取り付け部分のタイヤの嵌まり具合が良くなかったからでした。
バルブのゴム部分とリムとの隙間にビードを差し込むようにタイヤを取り付けなければエア漏れが生じやすいので、チューブレスタイヤを取り付ける際にはこの点も注意が必要です。